無分配型の投資信託を長期保有するなら、NISA口座使わなくてもいいよね?

手元に投資資金として100万円弱あり、つみたてNISA口座で投資信託を購入していこうとしているのですが、つみたてNISAは毎月の積立上限額が33,333円までと決められています。

そうなるとしばらくの間多くの投資資金を現金のまま眠らせておくことになってしまうのでもったいないなあと思いつつ、なるべくNISA口座を使って非課税で運用していきたいという気持ちがあり、どうしたもんかと思っていました。

でも、無分配型の投資信託を長期保有するならNISA口座にこだわらなくて良いんじゃないの?ということに気づきました。

投資信託の課税対象

投資信託の課税対象は、普通分配金と譲渡益の2つです。

いろんなブログや本を読み漁った結果、S&P500連動投資信託一本で運用していこうと決めまして、SBIバンガードS&P500を購入していこうと思っています。

目論見書によると、この投資信託の分配方針は以下のように記載されていますが、過去の分配金実績は0円で今後も0円であることが予想されるので、実質無分配型の投資信託です。

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分配金が0円ということは、税金がかかりません。

さらに、今後10年、20年とずっと売らずに保有し続けていくつもりなので譲渡益が発生せず、こちらも税金がかかりません。

ということは、NISA口座ではなく特定口座で投資信託を購入しても、運用成果に違いは出ないということになります。

もったいないと思う日が来るかもしれないけど...

月々3万円のつみたてだと、100万円を投資するのに3年もかかってしまいます。

投資は運用期間が長ければ長いほど効果が大きくなるので、余剰の現金はなるべく早く投資に回したほうがいいなと思っています。

もちろん、今は長期保有のつもりでも将来どうなるかなんてわからないので、数年後に売却する可能性はあるかもしれません(そのときに、特定口座で購入した投資信託の譲渡益には課税されてしまします)。

そのリスクを負ってでも急ぐ必要があるのかどうかはわかりませんが、今はこれがベストな選択と思って実行しようと思います!